本当にブログさぼり過ぎです。
新年迎えて初ブログです。
最初に恒例の初詣は1月5日に神田明神へ行って参りました。
今年は初心に帰ってまじめに社業に励みますので、皆様ご助力の程お願いいたします。
昨今の状況はというと、「見えない。」という感じでしょうか。何が見えないかといいますと不動産マーケットです!!
世の中では「東京オリンピック後は不動産価格が下落する!」というようなニュースや書籍も多く目につきますが、オリンピックが云々ではないと思います。
今の不動産価格高騰はオリンピック前の期待的高騰でもないと思います。過去の世界規模で見たときにオリンピック&サッカーワールドカップ開催都市はその期待感とインフラ投資のおかげで不動産価格は上昇したかもしれませんが、それはあくまでもBRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)のような発展中の国々でのことで、今回の東京はそれにあたりません。東京はすでにインフラは整備され成熟しきっている都市ですので「急変」はありませんし。あるとすれば多少工事が増えているから建築費高騰の影響はあるかもしれません。
今の不動産マーケット高騰を支えているのは、既知の通り安倍政権の政策(アベノミクス)でしょうね。とにかく金利が低い!私が不動産業界に入って20年。当時を振り返れば住宅金融公庫の10年固定の金利は2.8%~3%だったと思います。また、リーマンショック前の不動産好況時の都市銀行から借りる金利も2%前半でしたね。それが今じゃ1%前後ですから…….。本チャンバブルの終わりの平成2年は銀行変動金利は8%だったんですからね。
実需で買うマンションだってそんなに金利が低ければ月々支払いも抑えられますし、収益物件だって利払い少ない分CFは良くなりますし!!でもだからと言って私は昔から不動産相場を見てしまっているので昨今の驚くくらい高額になった不動産を受け入れられません(笑)
「オリンピック」というキーワードを無理して持ち出すとすれば、オリンピック後に安倍政権交代はあると思いますし、日銀総裁交代もあると思います。そうなると今の金利政策はどうなるかという不安材料は当然あります。しかし、急激な金利上昇は国債下落につながりますのでそう簡単にはできないという意見もあると思います。
ん~どうなるんでしょうかね。それも見えませんね。
ただいえることは不動産は売買にしろ賃貸にしろ需要と供給です。要するに人口です。その観点からすると東京は今後も人口流入が増えることは間違いないので不動産下落リスクは低いでしょうし、反面、地方都市は人口流出が続きますので下落リスクは高いので東京の安定した場所の不動産は今後も価格は持続されると思います。あとは前述の金利次第でしょうか。
でも日本経済のボラティリティ論からすると好況に転じて7年以上ですからねー。そろそろかなと思うのですが(笑)
なんて、私に似合わないマーケット情勢を書いてしまいましたが、前向きに健康第一に今年もお客様に貢献できるよう業務推進していきたいと思いますので、引き続き宜しくお願い致します。
佐久間光彦